とても大切な音符の学習、「ト音記号のド!」と同時に伝えたい3つのポイント
ピアノを弾くための学習は、できるだけシンプルかつ少しのプラスαで!
楽器を弾けるようになるためゼロからスタートする時、リズムやお歌や、音楽に合わせて飛んだりはねたり。時には、その場で小走りしてもらったり、さまざまな角度から必要なこと、よさそうなことを日々考え取り入れています。
そして大切なのが音符を知っていくこと。たとえばこれは、ド、です。 あるあるパターンですが「どんぐりのド」ということで、どんぐりの絵を添えて、つかもとピアノ教室では大きめの画用紙で、一通りそろえています。
ふだん子供の発達や教育についての本も読みますが、どの本だったか「確かに!」と思えることが書いてありました。大人と子どもでは見てきているものが異なるので、基本のもの一つを教えるのでなく、それにプラスしたバリエーションもあるとよい、というようなことでした。
① いろんな音符の姿を見せる
たとえば、乗り物、洋服、お花、葉っぱetc.なにか一つとっても大人と子どもでは見ている絶対数がちがいます。
前述の「ド」も、楽譜上では、ただの白い〇である音符以外に、黒いものや点(付点ですね)のついているもの、ひらひらっとハタがつくもの、など実はさまざまです。なので「ぜーんぶドだよ」と、こんなものも最初に見てもらいます。
それぞれ音符の長さ(音価)が異なり、左から、ど~~~、どお、ど、どーー・・・という感じでしょうか。
昨日、高1の男の子のレッスンがあり、これをたまたま目にしたH君は、「・・・・・??なにかのクイズ??」と少し不思議そうでした。「み~んなドですよ♪のお知らせだよ」と伝えると、「なるほど、たしかに」と言っていました。
② 音の名前を鍵盤の位置を結びつける
あたりまえですが、紙面に音符たちが並んでいるだけでは音楽になりません。実際に音を出すために、正しい鍵盤の位置の把握が必要です。
つかもとピアノ教室では、ピアノに座っての鍵盤の確認もしますし、机で時にはこんなものを使って確認します。
③ やっぱりいろんな音符の姿を見せる
ノートや、そして音符カードなども使って、いろいろな音符を目にすることは大事です。なので、こんなものも見てもらいます。
笑ってる顔も、怒ってる顔も、どれもド、ということで・・・私としては少し笑ってほしくてプラスしています。ですが、反応がシーン・・・ということも^^;いろんなドがあるってことを知っておいてほしいので、まっいっか!これからも見てもらうつもりです。
余談ですが怒るといえば昨晩のこと。昨日、子どものお友達が遊びに来ており、「どのお菓子も食べていいから」と伝え、別室にいました。そして夜9時まわった頃に、「おやつのロールパン、みんなで全部食べたから」と子どもが一言。「ぱん?ぱんって?」
ちなみにポテトチップスやクッキーは残っていました。こちらがオヤツでは?子どもいわく、ブドウが入ってたからおやつだよ、と・・・
「エッ!!??ロールパンは朝ごはんだよ!?(怒)」と、私。左から三番目のドなのでした。
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