部活で忙しい中学生たちもピアノ教室に通っています。中学生も楽しみながらピアノを習うコツ
いそがしい中学生たち
当教室へ通っている中学生の生徒さんたち。
バスケや吹奏楽など運動部、文化部にかかわらず帰宅時間がおそい上、朝練、時には夜練!(いったん帰って、また練習に行く)があり、重いバッグをたずさえての登下校もたいへんそうです。他、勉強も当然ありますね。
夜、日が落ちてから彼女たちは制服姿やジャージ姿でやって来ます。時には待っている間、椅子に座りつつ宿題をしていたり、試験が近いからと教科書を広げていたり。「がんばってるな!」と胸の中で声をかけずにはいられません。
時間的にも体力的にもきつい時期かと思います。
そんな時期に、3つのピアノ練習法
レッスンが近くなると、「練習しなきゃ」「あまり弾けていないな~」など思いますよね。つかれている時に、プレッシャーにも似た気持ちを感じると、本来楽しいはずの弾くこと自体が、いやになりかねません。この時期での、シンプルな練習法は・・・
1. 途中の1~2段だけ、弾いてみる
ピアノの練習というのは、現在習っているページ全部を毎日の練習の中で弾かないといけない、と思いがちではないでしょうか。私自身も中学生のころ含め学生時代は、ずっとそう思っていました。
そうではなくたとえば、今日は2ページめの最初から2段(メロディーの区切りのよい箇所)までを弾いてみよう、と少しずつ部分部分で知っていき、弾ける範囲を広げていきましょう。手つかずの部分を減らしていくことで、全体が弾けるようになっていきます。
2. 楽譜を、ながめてみる
とてもつかれていたり、夜遅くなった時は、楽譜を手に取り、ながめてみましょう。ながめながらメロディーを鼻歌で歌うのもいいですし、弾くのがむずかしそうなところをなんとなくピックアップする、でもよいと思います。意識することで、楽器に向かった時にスムーズに練習に入れます。
3. 手のストレッチをしてみる
テレビを見ている時、お風呂で、また寝る前など、出来るタイミングで簡単に手をほぐしてみましょう。レッスンでは時々伝えますが、その時のポイントは、手のひらを自分の方に向けてみることです。手のひらには手相でおなじみの線がたくさんあります。その線から、しっかり「たたむ」「折る」を意識しながら動かしてみましょう。こういう動きは日常生活には意外にありませんから、あえて動かしておくことで「指が動かない!」というあせりが減ります。
以上、3つお伝えしました。
一見、直接の練習にはならないようにも見えますが、時間的に制約がある時期に大事なことは、現在できていることを維持していくこと(なるべく下がらないようにする)だと思います。そうすることでピアノを弾くという意思が保たれて、勉強や部活の合間の気分転換はもちろん、たとえば将来的な進学に役立つこともあるでしょう。
一般的に、小学生の間はピアノを続けて、中学校になる時に「ピアノどうしようか?」と思うことが多いのかなと思います。ですが、ここから、より素敵なピアノの世界が待っています。遠い世界だと思っていたショパンやベートーヴェン、その他かっこいいボーカロイドの曲もよいでしょうし、自身の成長とともに曲への理解も早くなるので、ますます楽しいピアノライフが待っていることを忘れないでほしいです♪
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