レッスンでは、さまざまなアプローチで
レッスンでは、さまざまなアプローチで
生徒さんの『好きなこと』を活かして
さてさて。これは、なんでしょう?
これは、年長さんK君が書いた音符たち。
おもしろいのが、これらは私が書くように伝えたのではなく、K君が自由に書いたものです。
これは、たまたまシンプルですが、おうちで書いているK君の自作音符たちが実は、もっとすごい!
レッスンを始める前から書いていたものがあり、それらは【5線】という概念を越え、それはそれは前衛的な楽譜!!(こちらも紹介したい♡)
そして、それらを
「せんせい、ひいてー!」
と無邪気に言われ、なんとか私が必死で音にする・・・ということがレッスン内で、しばしばあります笑
そこで、こんなに好きに書き込めるなら・・・と、5本の線を書いた用紙を用意して、「線を書いてみたから、これに書いてみない?」と、さりげなく提案。
そこで出来上がってきたのが、上記のものでした。
紙は数枚用意していましたが、アッという間に自由な音符たちが書かれていました。
そこで私も、いっこ工夫を。
K君のものを、PCで楽譜にしてみました。
これらをK君に見せて、「こんな曲になったよ~!」と弾いてみました。
聴いたK君、目を輝かせ!・・・・というほどではありませんでしたが笑
それでも、【紙に並んだ音符たちが耳に届く】というヒトコマにはなったようです。
そして大いに感心したこと
よく見ると、1枚目は線の音符たちで、2枚目は間の音符たちでした。
ノートでは【線と間】を伝えているので、それらをちゃんと書き分けています。
すかざず「K君、すごいね!」と伝えました。
レッスンメニューのアプローチはいろいろです
その日の生徒さんのレッスンメニューは、ひととおり決めています。
ですが、目の前の生徒さんの様子を見て、なにか熱心にしていることがあれば、それを使ってピアノに活かすには何ができるか?
頭をフル回転にして考えます。
弾けるまでのアプローチは色々あります。
好きなことを通して、出来ることが増えたらいいな♪と思っています。