『暗譜』(楽譜を覚えて見ないで弾くこと)は、なぜよいの?

『暗譜』(楽譜を覚えて見ないで弾くこと)は、なぜよいの?

発表会、試験…人前で演奏する『暗譜』について

発表会を始め試験そしてストピなど、楽譜無しで演奏する機会は、ピアノを弾いていると、ある事だと思います。

そんな暗譜。

曲にもよりますが、正直、たいへんです。

私自身も暗譜で弾くとなると、ハードルが三段階くらい上がります。

ですが。

やはり色々な効果があり、主に4つほどに分けられると思います。

暗譜で弾く効果・意味って?

①表現に集中できる

弾きながら楽譜を目で追うことから解放されると、心から音楽を感じられます。

「次、何の音だっけ?……」

そんな不安から放たれることで自然な呼吸になり、個性ある表現ができます。

②テクニックが磨かれる

ピアノは、目で読むよりも「手の感覚」が大きな役割を持ちます。

暗譜することで、手の感覚や指の動きが『身体記憶』として定着します。

そうすると緊張する場面の時も、

「ここでは、こう動く」

と、手が安定した動きをしてくれます。そう続けることで、テクニックが身につきます。

よいこといっぱいの暗譜です

良いことは他にもあるので、又あらためて書いてみます。

そう考えると、よいこといっぱい!の暗譜かと思います。

ハードルの高さも感じますが得るものも多く、その曲の読み込みが、より深くなる。そう思えます。

私も今練習中の曲の暗譜を目指します。