【ピアノ導入期トレーニング】①右手、左手
ピアノを弾く前の個性もいろいろ
真っ黒で大き〜なピアノを前に、小さな生徒さん達の心の中は、実は少しビックリしているのではないか?そう想像しています。
ですが、チューリップの『ドレミー、ドレミー』の一節であったとしても「さわって音を出す」は、まず大切なことだと思います。
ただ、生徒さんそれぞれに個性あり。
実際に鍵盤にふれ、出た音を聴いてもらえたらな〜と思いながらも、そこは無理にすすめず、生徒さん自らがピアノに向かいたくなる時を待ちます。
とはいえ、ごあいさつを終えると同時にダダダッとピアノに向かう生徒さんがほとんどです。
導入期に大切なこと①右手&左手
音をどんどん出してくれるのも良いですが、『ピアノを弾くこと』を身につけるためには色々な要素が必要です。
たとえば、右手と左手。
これらは、「えっとー?」と考える間なく、左右をすぐに判断、迷わずにサッと出せることは必須です。
そこで、こんなトレーニングをしています。
4月からレッスンスタートの年中さん・Sちゃんとの様子です。
Sちゃんは、いつもニコニコしていて、レッスンで伝えたことを一生懸命してくれます。
このトレーニングでは、赤いハートと青いハートがたくさん描かれたシートをタッチしています。
私の「右手で、3つ」のかけ声の後、ポンポンポン!などとタッチ。
これらは数の認識にも役立ちます。
このように、ピアノの導入は色々な要素を楽しみながら、そして確実に身につけていきます。
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