シニアの方が使うピアノの楽譜を編曲しています
満開の桜の中、原市のつかもとピアノ教室も新年度をむかえました
暖かくなったり、また寒くなったりでしたが今、桜が満開です。春に咲く時期以外は、どっしり、すっくと立ったまま雨風にさらされながら、根をはやして栄養をたくわえている。今この時!に咲き誇る桜の花たちに、この上ないエネルギーを感じます。
3月の別れの時も過ぎ、これからは入園や入学そして進級、と新しい世界ので出会いが待っています。大人になれば、あまり年度の区切りがないように思いますが、私は生徒さんたちの変化や成長ぶりから、新年度という新鮮な気持ちをもらっている気がします。
シニアの方用、再開された、または独学の大人の方用、さまざまな楽譜があります
現在、ピアノを弾く年代が、小さな子どもからシニアの方、そしてお仕事をされている大人や主婦の方など、とても幅広くなっています。
楽譜売り場に行くと、「オトナピアノ」「シニア・ピアノ・レパートリー」「中高年から始めるらくらくピアノ」などなど、タイトルだけでもバラエティに富んでおり、ピアノ=こどもの習い事、という昔のイメージは一変しています。ピアノ講師として、それはとてもうれしいことです。
「この楽譜って、どんなかな~??」と、一度手に取ってしまうと、おもしろくて興味深くて、あっという間に1時間ぐらい見入ってしまうのは毎度のことです。
「禁じられた遊び、を、全部弾いてみたいのですが・・・」
現在、自宅以外のところでシニアピアノに関わっています。先日そちらで弾いている方に、「禁じられた遊びを、全部とおして弾いたみたいのですが」と言われました。
この方は80歳になられる女性で、以前にバイエルのご経験があるとのことで教材の曲をどんどん予習されています。される質問もなかなか高度なことなので、わかりやすく、かつ簡潔にお答えするよう私も心がけています。
そして練習曲としてあるのが、こちら。とても有名な、せつなくもほんとうに美しいメロディーで、主題部分だけ(短調のところ)の1ページの曲です。実際は、これに同主調の明るいメロディーが続きます。
こんな時は、少々手間はかかるのですが、私が楽譜を編曲してしまいます。
楽譜にする上で楽典的なことを言いますと、同主調なのでイ長調になり、シャープ(♯)が3つ、つくことになります。ふつうならト音記号の横に、調号としてファ、ド、ソ(よく見るこれらも、並ぶ順番は決まっています)を書き入れますが、シニアの方にわかりやすいよう、あえて臨時記号にしました。一小節ずつシャープの音と、黒鍵の場所を確認していただこうと思っています。
まだ途中の、つたない楽譜ですが、Nさんに喜んでいただけたら、うれしいなあ♪
※追記:本日(4/13)Nさんにお渡ししたら、目を輝かせて喜んでいただけました。臨時記号での楽譜は正解でしたが、その分、指番号も細かく書き入れればよかったです。今後の課題とします。
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