つかもとピアノ教室おすすめ♪ピアノに向かわないでできる有効な暗譜方法
私もショパンを練習中②
年明けから、ショパンのソナタ3番のフィナーレ(終楽章)を、あ~でもない、こ~でもない、と、日々苦戦しております。
この曲は、これから少なくとも3回は人前で演奏することが決まっているので、まずは「できないところをゼロにする」必要があります。・・・というと、いかにも着々、という感じですが、いやいや現実はなかなかきびしくて。
曲自体は、たしかにカッコよくて、聴いていてもエキサイトしてくるようなものですが、その分、パッセージ(細かい音が数多く並んでいるところ)やオクターブでの跳躍、オクターブでのメロディーを支える内声(コーラスのようなもの、でしょうか)など、ムズカシ指数100%です。
暗譜は、決して自然にできるものではありません
その曲を弾けるようになる、ということを、まずは目指します。そして、人前での演奏に欠かせないこと、それが「暗譜」です。
曲の練習を続けていると、右手左手ともに動作の反復になるので、意識せずともなんとなく頭も手も覚えてはくれます。「見なくても弾けるかも。やってみよ。」・・・これでは全く暗譜はできていません。この「なんとなく覚えられた感じ」というのがクセものです。
本人としては楽譜を見なくても弾けるような気がして、いざ!楽譜ナシで!!と弾き始めると、突然ジャジャーンと左手がとんでもない変な音を弾いたり、弾きなれた右手のメロディーが止まってしまったり、しばらく経ってから「ん?なにかチガウ?」と気付けば1オクターブ高いところを弾いていたり。すべて自分の経験も含め、レッスンであった(これからもあるであろう)ことです。
そんな中で、つかもとピアノ教室おすすめ「五線紙に書いてみよう!」
暗譜は、「暗譜する」ということを意識しての練習をする必要があります。弾けるようにすること、から、更に一歩進んだ練習になります。
暗譜することの練習法は、いくつかあり、おすすめなのはコチラ。五線紙に書き出します。ひと手間いりますが、試験勉強のようで効果的です。
自分がわかればよいものなので、シンプルに(たとえばこの曲はロ短調なのでシャープ2個は書く、という程度です)楽譜にします。(楽譜にするときの基本的なことは、生徒さんにも伝えています)
ただ、こういう部分練習で大切なこと。それは必ず指番号を守ることです。
楽譜どおりの指番号でなくてもいいのです。自分が「これが弾きやすい」と決めた指番号を守って、その番号での動きを目でも見て、その上で体得する、こういう練習です。
こんな風に書き出すことは暗譜練習に限らず、頭の中が整理できるので、テクニック的にたいへんなところの集中練習にも役立ちます。
・・・といろいろ書いてみましたが、期待どおりの成果がでるか否か。まだまだ練習は続く、でした。
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